文書力
「すなわち、その治世の第一年に、私ダニエルは、預言者エレミヤにあった主のことばによって、エルサレムの荒廃の期間が満ちるまでの年数が七十年であることを、文書によって悟った。そこで私は、顔を神である主に向けて断食をし、粗布をまとって灰をかぶり、祈りと哀願をもって主を求めた。私は、私の神、主に祈り、告白した。「ああ、私の主、大いなる恐るべき神。あなたを愛し、あなたの命令を守る者には、契約を守って恵みを下さる方。」(ダニエル書 9:2-4)
ダニエルは預言者エレミヤにあった主のことばによってエルサレムの荒廃の期間が満ちるまでの年数が七十年であることを、文書によって悟った。
そこでダニエルは、顔を神である主に向けて断食をし、粗布をまとって灰をかぶり、祈りと哀願をもって主を求めた。ダニエルは言った。「ああ、私の主、大いなる恐るべき神。あなたを愛し、あなたの命令を守る者には、契約を守って恵みを下さる方。」
ダニエルがまた語り、祈り、自分の罪と自分の民イスラエルの罪を告白し、私の神の聖なる山のために、私の神、主の前に伏して願いをささげていたとき、…ガブリエルが、すばやく飛んで来て私に近づいてこう告げた。「ダニエルよ。私は今、悟りによってあなたを賢明にさせようとして出て来た。あなたが願いの祈りを始めたとき、一つのみことばが出されたので、私はそれを伝えに来た。あなたが特別に愛されている者だからだ。そのみことばを聞き分けて、その幻を理解せよ。(ダニエル書 9:20-23)
あなたの民とあなたの聖なる都について、七十週が定められている。それは、背きをやめさせ、罪を終わらせ、咎の宥めを行い、永遠の義をもたらし、幻と預言を確証し、至聖所に油注ぎを行うためである。それゆえ、知れ。悟れ。エルサレムを復興し、再建せよとの命令が出てから、油注がれた者、君主が来るまでが七週。そして苦しみの期間である六十二週の間に、広場と堀が造り直される。その六十二週の後、油注がれた者は断たれ、彼には何も残らない。次に来る君主の民が、都と聖所を破壊する。その終わりには洪水が伴い、戦いの終わりまで荒廃が定められている。彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。忌まわしいものの翼の上に、荒らす者が彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。忌まわしいものの翼の上に、荒らす者が現れる。そしてついには、定められた破滅が、荒らす者の上に降りかかる。」(ダニエル書 9:24-27)
ダニエルにはエルサレム再興に関する幻が与えられたのであった。幻の通りに、捕囚の状態であったイスラエルの民は、後になって主が定められた通りに救いと贖いを体験した。
文書は私たちの行動の規範となり、また人生を変えるきっかけとなる。私も聖書という文書を読み、神のことを知り、私の行動の規範となっている。そして聖書の言葉は私の人生を180度変えた。
神の言葉を読み、神と対話し、神の働きを体験したい。
愛する天のお父様、あなたの言葉、あなたの霊の働きを感謝します。今日も私を満たしてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。