聖霊に満ち聖霊の力を帯びて

「さて、イエスは聖霊に満ちてヨルダンから帰られた。そして御霊によって荒野に導かれ、イエスは御霊の力を帯びてガリラヤに帰られた。すると、その評判が周辺一帯に広まった。」(ルカの福音書 4:1,14)

イエスがヨルダン川で洗礼を受けた後、聖霊に満ち、聖霊の力を帯びて荒野に行き、そこで悪魔から試みに会い、そしてガリラヤに御霊の力を帯びて帰られた。

荒野にいた時、イエスは四十日四十夜の断食をされたが、それは人間の限界に挑むもので、強い空腹と衰弱状態であったとしたら、かなり誘惑に脆い状態であったに違いない。

しかしイエスは神の言葉によって悪魔の誘惑に打ち勝ち、御霊の力を得てガリラヤ地方に戻られた。四十日間の断食や悪魔の試みを受けている間は聖霊はどうしていたのだろうか?イエスと共にいない状態だったとは考え難い。

いつも私たちと共におられる聖霊、三位一体の子なる神と聖霊なる神が別々のところにいるはずがない。だから御霊なる聖霊はイエスが断食し、試みにあわれていた時も共におられたのであろう。

聖霊は同じように、いつも私たちと共におられる。私たちが試みにあったとしても、弱い状態に置かれたとしても私たちを満たしてくださる。

聖霊に満たされ、御霊の力を帯びて日々歩みたい。

愛する天のお父様、今日も私たちを満たし、力を与えてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。