イエスキリスト

「見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。 彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、 彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう」。」(ルカによる福音書 1:31-33)

御使ガブリエルが処女マリヤに言った。「あなたはみごもって男の子を産むでしょう。」マリヤは男性を知らなかったのだか、聖霊がマリヤを覆い、マリヤは自分の胎内に子どもを宿したのである。これは医学的には説明できないことであり、神に不可能はない。マリヤが宿した男の子は、完全な人間であり、完全な神である。

御使いはマリヤに、その男の子をイエスと名づけるように言われた。これがイエスキリストである。イエスは大いなる者となると言われた。人間的には33歳で十字架刑により殺された人と考えられるが、人類史上最も影響を与えた人物であり、人類の三分の一はキリスト教信者である。

さていと高き者の子とは、神の御子であるということ。主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになられたとは、ダビデに与えられた預言は、「わたしはあなたの息子の中から、あなたの後に世継ぎの子を起こし、彼の王国を確立させる。彼はわたしのために一つの家を建て、わたしは彼の王座をとこしえまでも堅く立てる。わたしは、わたしの家とわたしの王国の中に、彼をとこしえまでも立たせる。彼の王座はとこしえまでも堅く立つ。」(歴代誌 第一 17:11-14)と預言されたことの成就である。

マリヤから生まれる男の子イエスはとこしえにヤコブの家であるイスラエルを支配し、その支配は限りなく続くと言われた。イエスキリストは神の御子として私たちを支配し、治めてくださる。

イエスキリストは私たちの罪を赦し、贖い、永遠のいのちを与えてくださった。私たちは神の子どもとなり、神の御国に入れてくださった。このことを感謝して歩みたい。

愛する天のお父様、あなたは御子イエスを私たちの罪のあがないのために遣わし、御子を信じる信仰によって救ってくださいました。ありがとうございます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。