主の言葉を守る

あなたは忍耐についてのわたしのことばを守ったので、地上に住む者たちを試みるために全世界に来ようとしている試練の時には、わたしもあなたを守る。(ヨハネの黙示録 3:10)

黙示録の中で、主の霊が諸教会にメッセージを送った。フィラデルフィアにある教会の御使いに書き送った内容は以下である。

『聖なる方、真実な方、ダビデの鍵を持っている方、彼が開くと、だれも閉じることがなく、彼が閉じると、だれも開くことがない。その方がこう言われる──。わたしはあなたの行いを知っている。見よ。わたしは、だれも閉じることができない門を、あなたの前に開いておいた。あなたには少しばかりの力があって、わたしのことばを守り、わたしの名を否まなかったからである。」

主はフィラデルフィアの教会のために誰も閉じることができない門を彼らの前に開いておいた。門は私たちの救いの入り口であり、天の御国に入るための大切な部分だ。フィラデルフィアの教会は、少しばかりの力があって主の言葉を守り、主の名を否まなかった。彼らは救いの中に入ることができるように神が特別な扱いをされたのだろうか?

私たちにわずかな力しかなく、限界を感じている時に、あるだけの精一杯の力で主の言葉を守り、主の名を否まないのなら、主が私たちを救いの中に入れてくださるのであろう。

フィラデルフィアの教会の中なのか、あるいは外から来ているのか、サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、噓を言っている者たちに

対して、主は彼らをあなたの足もとに来させてひれ伏させ、主がフィラデルフィアの教会を愛していることを彼らに知らせると言われた。

主が教会を愛している姿を見るならば、どんな悪しきものを主の働きを邪魔することはできない。教会が試練に会う時、主は教会を守ってくださる。「あなたは忍耐についてのわたしのことばを守ったので、地上に住む者たちを試みるために全世界に来ようとしている試練の時には、わたしもあなたを守る。」(ヨハネの黙示録 3:7-10)

主の言葉を守るかどうか主はご覧になっている。私たちがわずかな力しかなかったとしても、主の言葉を守るなら、主も私たちを試練の時に守ってくださる。主の言葉を全力で守り、主の名を否まずに生きたい。

愛する天のお父様、あなたは私たちの救い主です。私たちがあなたの言葉を守ることができるように助けてくださいます。あなたの御名を賛美し、あなたを愛して歩むことができますように。主イエス・キリストの御名によって、アーメン。