洗足

「イエスは、父が万物をご自分の手に委ねてくださったこと、またご自分が神から出て、神に帰ろうとしていることを知っておられた。イエスは夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水を入れて、弟子たちの足を洗い、腰にまとっていた手ぬぐいでふき始められた。」(ヨハネの福音書 13:3-5)

イエスは夕食の時に弟子たちの足を洗われた。イエスは夕食の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水を入れて、弟子たちの足を洗い、腰にまとっていた手ぬぐいでふき始められた。

これは、イエスは、父が万物をご自分の手に委ねてくださったこと、またご自分が神から出て、神に帰ろうとしていることを知っておられたからである。

万物のものが、ご自分の手に委ねられていたということは、イエスが主であり、神の子であり、神であり、やがて務めを終えて神のもとに帰ろうとしていたことがわかる。

神であるイエスが弟子たちの足を洗われたのは、神は仕える姿を取る、しもべであるということだ。神は神であるが故に、王座に座り、すべてのものが主を礼拝するに相応しいお方である。しかし私たちを罪から救うために私たちのところに人となって来てくださった。弟子たちの足を洗われたのは、彼らが、また私たちがしもべとなることの大切さを教えるためであった。

主が私たちに仕え、私たちを救ってくださったことに感謝して歩んで行こう。

愛する天のお父様、あなたは私たちを救い、いのちを豊かに持つためにしもべとなってくださいました。ありがとうございます。主よ、あなたに仕えます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。