永遠のいのちへの水
「しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」(ヨハネの福音書 4:14)
イエスはスカルというサマリアの町に来られた。そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れから、その井戸の傍らに、ただ座っておられた。時はおよそ第六の時であった。一人のサマリアの女が、水を汲みに来た。イエスは彼女に、「わたしに水を飲ませてください」と言われた。弟子たちは食物を買いに、町へ出かけていた。
そのサマリアの女は言った。「あなたはユダヤ人なのに、どうしてサマリアの女の私に、飲み水をお求めになるのですか。」ユダヤ人はサマリア人と付き合いをしなかったのである。
イエスは答えられた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、水を飲ませてくださいとあなたに言っているのがだれなのかを知っていたら、あなたのほうからその人に求めていたでしょう。そして、その人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。」(ヨハネの福音書 4:5-10)
ヤコブの井戸から汲む水を欲しいとイエスが願い出たサマリヤの女は、実は彼女自身がいのちの水を必要としていた。
いのちの水とはなんだろうか?
イエスは答えられた。「この水を飲む人はみな、また渇きます。しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」(ヨハネの福音書 4:13-14)
いのちの水とは、決して渇かない水であり、まるで泉のように永遠のいのちへと湧き出る水、つまり神が私たちに与えてくださる聖霊である。
私たちがイエスを救い主として信じた時、私たちの心の中に神が来てくださり、聖霊が来て住んでくださる。主なる神が私たちの心を満たしてくださる。
愛する天のお父様、あなたは私たちの心と魂に決して渇くことのない満たされた心を与えてくださいました。ありがとうございます。あなたに感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。