イエス・キリストのことを心に留める

「イエス・キリストのことを心に留めていなさい。私が伝える福音によれば、この方は、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえった方です。この福音のために私は苦しみを受け、犯罪者のようにつながれています。しかし、神のことばはつながれていません。ですから私はすべてのことを、選ばれた人たちのために耐え忍びます。彼らもまた、キリスト・イエスにある救いを、永遠の栄光とともに受けるようになるためです。」(テモテへの手紙 第二 2:8-10)

イエスキリストはダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえった方である。ダビデの子孫とはメシア、つまり永遠の王、救い主であることを指す。

「あなたの日数が満ち、あなたが先祖とともに眠りにつくとき、わたしは、あなたの身から出る世継ぎの子をあなたの後に起こし、彼の王国を確立させる。彼はわたしの名のために一つの家を建て、わたしは彼の王国の王座をとこしえまでも堅く立てる。」(サムエル記 第二 7:12-13)

また、イエスが死者の中からよみがえられたということは、イエスが神の御子であることを証している。

イエスは救い主であり神の御子である。私たちはこの方に心に留めて歩む。私たちはイエスキリストの福音を宣べ伝える時に、苦しみを受け、犯罪者のようにつながれることもあろう。しかし「神のことば」はつながれていない。神の言葉を私たちを消すことも変えることもできない。神の言葉は永遠であり、人を生かし、人を救う力を持っている。

パウロがすべてのことを神に選ばれた人たちのために耐え忍ぶことで、神に選ばれた人たちは、キリスト・イエスにある救いを、永遠の栄光とともに受けるようになった。

私たちもイエスのことを心に留め、選ばれた人たちのために耐え忍ぶ者でありたい。

愛する天のお父様、あなたは私たちのために、御子イエスを救い主としてお与えになりました。ありがとうございます。あなたの御子イエスは死者の中からよみがえられ、私たちに永遠の命を与えてくださいました。感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。