主の恵みと憐れみ
「あなたがたは衣服ではなく、心を裂け」。あなたがたの神、主に帰れ。主は恵みあり、あわれみあり、怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、災を思いかえされるからである。」(ヨエル書 2:13)
私たちの主は恵みあり、あわれみあり、怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、災を思いかえされる方だ。
私たちが辛い目にあった時、私たちは衣服ではなく心を裂き、私たちの神、主に帰ることができる。たとえ私たちが神を怒らせ、恥ずかしいことをし、遠い存在に感じたとしても、神のもとに帰ることができる。衣服を裂いて悔やみや悲しみを表現するのだが、私たちは衣服を裂かなくても、心からの悔やみ、主のもとに帰ることが大切なのである。
災いの中には除去されないもの、他のことが原因で臨んだものもある。ヨエル書では、イナゴによる自然災害や戦争による苦しみを指し、イスラエルの民が罪を悲しみ、悔い改め、主に帰ることを促す。
私たちの上に臨む災いが何であれ、私たちは主の恵みとあわれみが必要である。主の憐れみに目を留めて歩んでいきたい。
愛する天のお父様、あなたは恵みあり、あわれみあり、怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、災を思いかえされる方です。あなたに信頼します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。