口をもって約束されたことを手をもってなし遂げられる方
「言った、「イスラエルの神、主よ、天にも地にも、あなたのような神はありません。あなたは契約を守られ、心をつくしてあなたの前に歩むあなたのしもべらに、いつくしみを施し、 あなたのしもべ、わたしの父ダビデに約束されたことを守られました。あなたが口をもって約束されたことを、手をもってなし遂げられたことは、今日見るとおりであります。」(歴代誌下 6:14-15)
主なる神はダビデに約束されたことを守り、ダビデの子ソロモンの時代に神の宮、神殿をエルサレムに建て上げた。イスラエルの全会衆の前で、ソロモンはこの祈りを捧げた。
ソロモンの神殿は、神がイスラエルの民にいつくしみを施されたことで、あらゆる困難を乗り越えて建て上げられた。
ソロモンの祈りは、とても力強かった。たとえば、「もし彼らがあなたに罪を犯したために、天が閉ざされて、雨がなく、あなたが彼らを苦しめられるとき、彼らがこの所に向かって祈り、あなたの名をあがめ、その罪を離れるならば、 あなたは天にあって聞き、あなたのしもべ、あなたの民イスラエルの罪をゆるして、彼らに歩むべき良い道を教え、あなたの民に嗣業として賜わった地に雨を降らせてください。 もし国にききんがあるか、もしくは疫病、立ち枯れ、腐り穂、いなご、青虫があるか、または敵のために町の門の中に攻め囲まれることがあるか、どんな災害、どんな病気があっても、 もし、ひとりか、あるいはあなたの民イスラエルが皆おのおのその心の悩みを知って、この宮に向かい、手を伸べるならば、どんな祈、どんな願いでも、 あなたはそのすみかである天から聞いてゆるし、おのおのの人に、その心を知っておられるゆえ、そのすべての道にしたがって報いてください。ただあなただけがすべての人の心を知っておられるからです。」(歴代誌下 6:26-30)
神が建てられた神殿は、神のおられるところを指している。私たちが神に向かって祈る時、あらゆる状況の中において、神がダビデに対して真実であったように、私たちも神に向かって祈る時、神は私たちに対して真実でおられる。
今日も主に向かって、憐れみを求め、主の約束を信じて祈りたい。
愛する天のお父様、あなたは口をもって約束されたことを手をもってなし遂げられるお方です。あなたは真実な神です。主イエスキリストの御名によって、アーメン。