幼な子のように
「この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである。」(マタイによる福音書 18:4)
一番偉い人は誰なのか?これは天国においての話か、地上においての話かで全く違う。
地上において一番偉いのは、高い地位にいる人、お金持ち、年長者だったりする。確かに彼らには経験と知恵があり、力があったりする。
しかし天国において一番偉いのは、幼な子のように自分を低くする者である。自らしもべとなって仕える人たちである。他人に親切にし、困っている人を助け、自分を二の次に出来るのは、本当に力があり、心に余裕があり、練られた品性を持っている人たちである。幼な子のように純真で素直さを持ち、謙遜になれる人こそ偉い人だと言える。
神は私たちをあるがままで愛しておられる。私たちをすべてを受け入れて愛してくださっている。私たちは幼な子のように神を愛することができる。それは神が私たちを子どものように愛してくださっているからだ。
主の愛をたくさん受け、感謝し、必死になり過ぎずに人生をなるべく簡素なものにしたい。
愛する天のお父様、幼な子のように自分を低くして歩む者をあなたは評価されます。今日の歩みもあなたの前に謙って歩むことができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。