相談相手
「サムエルはサウルに言った、「なぜ、わたしを呼び起して、わたしを煩わすのか」。サウルは言った、「わたしは、ひじょうに悩んでいます。ペリシテびとがわたしに向かっていくさを起し、神はわたしを離れて、預言者によっても、夢によっても、もはやわたしに答えられないのです。それで、わたしのすべきことを知るために、あなたを呼びました」。」(サムエル記上 28:15)
私たちは相談相手を必要としている。あらゆる問題や悩みが出てきた時、私たちは誰かに話を聞いてもらいたいと思うだろう。
サウル王は預言者サムエルに相談を持ちかけて行った。「わたしは、ひじょうに悩んでいます。ペリシテびとがわたしに向かっていくさを起し、神はわたしを離れて、預言者によっても、夢によっても、もはやわたしに答えられないのです。それで、わたしのすべきことを知るために、あなたを呼びました。」
するとサムエルは返事して言った。「主があなたを離れて、あなたの敵となられたのに、どうしてあなたはわたしに問うのですか。 主は、わたしによって語られたとおりにあなたに行われた。主は王国を、あなたの手から裂きはなして、あなたの隣人であるダビデに与えられた。 あなたは主の声に聞き従わず、主の激しい怒りに従って、アマレクびとを撃ち滅ぼさなかったゆえに、主はこの事を、この日、あなたに行われたのである。 主はまたイスラエルをも、あなたと共に、ペリシテびとの手に渡されるであろう。あすは、あなたもあなたの子らもわたしと一緒になるであろう。また主はイスラエルの軍勢をもペリシテびとの手に渡される」。」(サムエル記上 28:16-19)
サウルの問題は「主の声に聞き従わず」というところにあった。サウルが主に聞き従い、アマレクびとを撃ち滅ぼしていれば、神はサウルの声に応答していたということだった。
私たちが非常に悩むのに様々な理由があろうし、理由がわからないかもしれない。もし私たちが神に聞き従っていないことが理由ならば、神に聞き従うことで問題は解決するかもしれない。
神の言葉を読み、神に祈り、神と共に歩むことで神を個人的に知り、神の命じておられることに聞き従い、自分の人生をゆだねていきたい。
愛する天のお父様、あなたの命じられたことに聞き従って歩むことができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。