イエスのミニストリー

「イエスはガリラヤの全地を巡り歩いて、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいをおいやしになった。 そこで、その評判はシリヤ全地にひろまり、人々があらゆる病にかかっている者、すなわち、いろいろの病気と苦しみとに悩んでいる者、悪霊につかれている者、てんかん、中風の者などをイエスのところに連れてきたので、これらの人々をおいやしになった。」(マタイによる福音書 4:23-24)

イエスのミニストリーは、ユダヤ教のあらゆる会堂で教えること、御国の福音を宣べ伝えること、そして民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいをおいやしになることだった。

会堂はユダヤ人たちの集まる場所である。ユダヤ人たちはモーセの律法を重んじている人たちに、律法を成就する御国の福音を宣べ伝えた。

イエスは会堂だけではなく、家々に行き、仕事場に行き、様々なところに出て行って人々の病気や患いを癒やされた。病気や患いは身体的な痛みだけではなく、精神的な患い、霊的な患いも含まれていた。

人々の悩みに寄り添い、悪霊に取り憑かれている者たちを解放した。イエスの働きは広範囲に渡っている。イエスはあらゆる人たちのあらゆる必要に届いた。私たちが主イエスのもとに様々な必要を抱えた人たちがやってきたように、キリストの教会にもあらゆる必要を抱えた人たちがやってくる。

神の働きに携わる者として、聖霊に満たされ、聖霊の力によって主の働きを行っていきたい。

愛する天のお父様、今日も聖霊が私たちを満たし、あなたの働きに必要な力をお与えください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。