主のお語りになったことは必ず成就する
「エリサベツがマリヤのあいさつを聞いたとき、その子が胎内でおどった。エリサベツは聖霊に満たされ、 声高く叫んで言った、「あなたは女の中で祝福されたかた、あなたの胎の実も祝福されています。 主の母上がわたしのところにきてくださるとは、なんという光栄でしょう。 ごらんなさい。あなたのあいさつの声がわたしの耳にはいったとき、子供が胎内で喜びおどりました。 主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」。」(ルカによる福音書 1:41-45)
エリサベツは高齢で夫によって妊娠し、マリヤは処女でありながら聖霊によって妊娠した。どちらも医学的に不可能と言われる妊娠だった。
しかし二人とも神の不思議な働きと計画のゆえに妊娠した。エリサベツが「主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」と言ったのは、彼女が医学の可能性に目を向けたのではなく、神の可能性に目を向けたからであった。
医学は私たちが自分自身を知る上で大きな助けとなり、病気の予防や治療に大きな役割を果たしている。医学や科学の力は神の力の一助となるものであり、神の力を否定するものではない。医学と科学は絶対視することはできない。なぜなら医師はリスクの話を患者にするが、私たちが絶望視するのか、神を信じて平安を心に持つことを選ぶかは私たち次第だからである。
エリサベツもマリヤも、主のお語りになったことが必ず成就すると信じた。そして二人はそれぞれ男の子を産んだ。エリサベツから生まれた子はバプテスマのヨハネと呼ばれ、多くの人々を悔い改めに導いた。マリヤから生まれた子はイエスと名付けられ、私たちの罪の身代わりとなって十字架で命を捨て、三日後には死からよみがえり、信じる者は誰でも救いを与える救い主となられた。
信仰は大切である。主のお語りになったことが必ず成就すると信じるなら、私たちに幸いが訪れる。主を信じて歩みたい。
愛する天のお父様、あなたを信じる一年としてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。