タイトル:結婚を理解するための鍵
タイトル:結婚を理解するための鍵
聖句: 21 キリストを恐れ尊んで、互いに従いなさい。 22 妻たちよ。あなたがたは、主に従うように、自分の夫に従いなさい。 23 なぜなら、キリストは教会のかしらであって、ご自身がそのからだの救い主であられるように、夫は妻のかしらであるからです。 24 教会がキリストに従うように、妻も、すべてのことにおいて、夫に従うべきです。 25 夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。 26 キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、 27 ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。 (エペソ人への手紙 5:21—27 )
観察:この結婚に関する聖句は理解を必要です。パウロは、本質的な原則を、こう始めています。「 互いに従いなさい。 」夫婦の両方が互いに従うことを求められています。それは、「キリストを恐れ尊んで、」と前置きが記されています。
パウロはこの「恐れ尊び」に関連づけ、こう明記しています。「妻たちよ。あなたがたは、主に従うように、自分の夫に従いなさい。」女性がすべての男性に従うことを求められていないことに言及していることは重要なポイントです。 結婚した女性は他の女性の夫に従うことを義務付けられていません。自分の夫のみに従うことが求められています。
同様の趣旨で、夫もまた、自分の妻に従わなければなりません。他の妻に対して権威を振りかざすことは避けなければなりません。互いに従いあうことが、キリストへの敬虔に根差し、キリストにある絆を強め、夫婦間の関係においてキリストを尊ぶことにつながるのです。さらに重要なことは、従うことは自発的行為であり、決して強いられてするようなことではありません。
ここでの、従うという意味は、他の人の権威に服することです。もう一つの命令に従うということとは若干意味合いをことにしいます。夫婦関係において、双方のパートナーが従うことを学ばなければなりません。妻は、全てにおいて、彼女の夫に自分を服従させるべきです。それは教会がキリストに服しているのと同じことです。究極的には、キリストを尊ぼうとする思いは、夫婦間の様々なチャレンジの中を導く助けとなります。
キリストを尊ぶことが至上命題である時、従うことが極めて自然なことになっていきます。それに比べ、キリストへの敬虔が欠けていると、従うことをめぐり不必要な競争心が生まれてきます。パウロは決して女性が夫に盲目的に従うことを意図していません。 もし夫がその妻に対して自分に害を及ぼすような額の借金をしろと指示をしたら、彼女はその要求を飲まねければならないでしょうか?
パウロは、キリストを中心として形成される結婚の場合、不合理な要求を互いにすることはないと言っています。代わりに、カップルはキリストを中心にして、いろいろな決断をするときに協力しあうべきだと。夫は、キリストの教会を愛するように、妻を愛し、妻に服するように召されています。
ご自分の前に立たせるため、教会をきよめて聖なるものとするために、キリストはご自身を聖なるものとしました。
健全なクリスチャンの結婚が上手くいくための基礎となるのは、神様への敬虔からくる互いの従順です。キリストこそが、健全な結婚生活の中心にあり続けなければなりません。完璧な結婚というのは存在しないかもしれませんが、ちゃんと機能する結婚は、すべてにおいてキリストを尊ぶことを両者に求めます。これは、互いの考え方を尊重すること、慎みをもって物事を決めること、そして、チャレンジングな事柄について一緒になって考えることです。双方のパートナーが互いの思いに寄り添い、互いの行動がキリストに栄光を帰すことができるかどうかを考えるべきです。すべてのクリスチャンの結婚には、関係者が三人います。夫と妻、そして、キリストです。
適用: 今日、私は、私たちの夫婦関係の真ん中にキリストがおられる、キリストを中心とした結婚生活の大切を学びました。私が妻に自分に従うように強いるべきではなく、主への敬虔をもって、互いに従順になることで、互いを大切にしなければならないことを理解しました。 妻の大切さを認識しつつ、彼女のことを日々リスペクトしていくことにコミットします。
祈り: 天のお父様、キリストを中心とした結婚について私に教えてくださり感謝します。どうか、私と妻があなたに従いつつ、私も妻に従うことができますよう、私を導いてください。私たちの関係の中であなたを讃え、あなたの導きに目を向けることができるよう助けてください。いつまでもあなたに共に仕えることができるようにあなたの力を求めつつ、私たちの結婚をあなたに捧げます。妻を愛とリスペクトをもって支えるために必要な、あなたへの敬虔で私を満たしてください。私にはあなたが必要です。アーメン!