上に立つ権威に従う

「すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだからである。 したがって、権威に逆らう者は、神の定めにそむく者である。そむく者は、自分の身にさばきを招くことになる。 いったい、支配者たちは、善事をする者には恐怖でなく、悪事をする者にこそ恐怖である。あなたは権威を恐れないことを願うのか。それでは、善事をするがよい。そうすれば、彼からほめられるであろう。 彼は、あなたに益を与えるための神の僕なのである。しかし、もしあなたが悪事をすれば、恐れなければならない。彼はいたずらに剣を帯びているのではない。彼は神の僕であって、悪事を行う者に対しては、怒りをもって報いるからである。 だから、ただ怒りをのがれるためだけではなく、良心のためにも従うべきである。」(ローマ人への手紙 13:1-5)

上に立つ権威に従うことは神が望んでおられることである。神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威はすべて神によって立てられたものだと信じて従う者でありたい。神が立てられた権威ならば神の計画があり、必ず神の方法で素晴らしいことが起きるはずである。

もし私たちが人々の上に立ち、権威の下に従おうとしている人々がいるなら、彼らを虐げるのではなく、彼らの人生が良いものとなるように仕える責任を負う。彼らが喜んで働きをし、満足感高く仕えることができるように導く責務を負う。

もし悪事があり、悪しき方法で働きをしているなら、勇気を持って解決しなければならない。短期的視点に立つ対処ではなく、長期的視点に立った対策を講じなければならない。まるで渡し船がやっと通過するような低く浅いやり方ではなく、貨物船や軍艦なども通過できるような高く深みある水域にするように、神の働きに制限をかけるのではなく、神が豊かに働かれる体制にするのだ。上に立つ以上は崇高な考え方を持って関わることが大切だ。

上に立つ権威が正しく豊かに用いられるように祈ろう。

愛する天のお父様、あなたから知恵と力と勇気を得て上に立つ権威に従い、また上に立って権威を発揮することができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。