喜び

「このキリストによって私たちは、信仰によって、今立っているこの恵みに導き入れられました。そして、神の栄光にあずかる望みを喜んでいます。それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。それは、苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(ローマ人への手紙 5:2-5)

私たちは恵みや神の栄光にあずかる望みを喜ぶことはできるが、苦難さえも喜ぶことはできるだろうか?

苦難は誰でも避けて通りたいと考える。苦難を歓迎することはないが、苦難の中に置かれたら、苦難との関わり方について考えなければならない。

パウロは苦難のメリットに私たちの目を向けさせた。苦難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出す、と。

苦難の中では確かに忍耐が養われる。忍耐は愛である。愛に生きようとする時、忍耐が必要となる。

愛という練られた品性を身につけると、神の計画がさらに現実味を帯びて、私たちは人生に希望を見出すようになる。この希望が、失望に終わることがないのは、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからである。

希望にあふれた人生は喜びに満ち溢れる。キリストにある希望を持って歩んでいきたい。

愛する天のお父様、あなたの愛を感謝します。あなたに希望を持ちます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。