生きている者の神
「神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神である。人はみな神に生きるものだからである」。」(ルカによる福音書 20:38)
死後のことは私たちに明かされていないことも多いため、多くの人々の大きな関心事でもある。この聖書箇所で、イエスは私たちに死後の世界よりも現世において神とどのように生きるべきか教えられた。
その一例として、サドカイ派の学者たちが再婚経験者は天国に行ったら、どの妻の夫として認められるのかと質問した。現世に生きる私たちにとって来世の家族関係は確かに気になる点である。
しかし天に行ったら、人は嫁いだり娶ったりしない。結婚はないが、生まれてくる子どもたちの魂は永遠であるから、天での再会が待っている。
自分の家族との再会も楽しみであるが、さらに天においては神の子どもとして神と会うことが何よりも楽しみである。天国では皆と一緒に神をほめたたえることが最大の関心ごとなのかもしれない。
さて、私たちは今生きている中で、神を信じ、神が与えられた人生をどのように生きるのか問われていないだろうか?
私たちの神は生きている者の神であり、私たちはみな神に生きる者である。神に生かされることを感謝し、神を信じて歩みたい。
愛する天のお父様、あなたを信じます。あなたに従います。主イエスキリストの御名によって、アーメン。