タイトル: 人生で困難に直面したら、まず神様を求めよう

タイトル: 人生で困難に直面したら、まず神様を求めよう
聖句:”それからダニエルは自分の家に帰り、自分の同僚のハナンヤ、ミシャエル、アザルヤにこのことを知らせた。 それは、ダニエルとその同僚たちがほかのバビロンの知者たちと一緒に滅ぼされることがないように、この秘密について天の神にあわれみを乞うためであった。 そのとき、夜の幻のうちにこの秘密がダニエルに明らかにされた。ダニエルは天の神をほめたたえた。 ダニエルはこう言った。「神の御名はほむべきかな。とこしえからとこしえまで。知恵と力は神のもの。 神は季節と時を変え、王を廃し、王を立てる。知恵を授けて賢者とし、知識を授けて悟りのある者とされる。 神は、深遠なこと、隠されていることを明らかにし、闇の中に何があるかを知り、ご自分の内に光を宿される。 私の父祖の神よ。私はあなたに感謝し、あなたを賛美します。あなたは私に知恵と力を授け、今、私たちが尋ねたことを私に明かし、王の心のうちを私たちに明かしてくださいました。」” ダニエル書 2章17~23節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

“カルデア人たちは王の前で答えた。「この地上には、王の心のうちを明らかにできる者は一人もおりません。どんな偉大な権力のある王でも、このようなことを呪法師や呪文師、あるいはカルデア人に尋ねたことはかつてありません。 王がお求めになっていることは、難しいことです。肉なる者と住まいをともにされない神々以外に、それを王の前に示すことができる者はおりません。」 王は怒り、大いにたけり狂い、バビロンの知者をすべて滅ぼせと命じた。” ダニエル書 2章10~12節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

観察:
            ネブカデネザル王は、お抱えの呪法師や呪文師たちに、自分の見た夢がなんだったのかを語ることなく、その夢の意味するところを解き明かすよう命じました。見た夢を語らずに、その夢がどういう夢だったのか、そして、その夢の意味を解釈しろというのは無茶な話しです。ネブカデネザル王は、呪法師や呪文師が王の夢がどんな夢だったかを当てることが出来なかったことに激怒しました。人間の力ではできないことをしろと命じられるのは理不尽です。そして、ネブカデネザル王は、人間では不可能なことを仕損じたことで、呪法師や呪文師らを皆処刑するようにという命令を下します。
            ダニエルとその友たちは、バビロン政府の要職につき、知者として皆からの尊敬を集めていました。彼らは、王が全ての知恵ある者たちを処刑するようにという勅令が発せられたことを知りませんでした。人々はダニエルとその同僚をも捜して殺そうとしました。そのとき、ダニエルは、バビロンの知者たちを殺すために出て来た王の侍従長アルヨクに、知恵と思慮とをもって応待しました。夢がどんな夢だったかを知らずに、その夢を解き明かすようなことをしなければならない状況下、私だったらどうしたでしょうか?             今朝、私は、未知なるものにどう対処すべきかをダニエルから学びました。人生にはわからないことが無数にあります。そして、謎めいたことへの解決に誰かの助けを求めたくなります。私たちは、人生の不確実性について調べようとします。そして、これから起こるであろうことへの備えをどうしたら良いかわからないでいます。地上で最高の権力者で誇り高きネブカデネザル王でさえも夢が示唆した問題を解決することはできませんでした。ダニエルも王の夢の解釈などどうしたら良いのかわかりませんでした。しかし、今日、未知なるものを知る必要がある時、何をすべきなのか、ダニエルは私に教えてくれました。
§  王様の命令に対するダニエルの応答は祈りの集いでした。彼は、同僚たちに状況を説明し、この不思議に関し、天の神様からのあわれみを懇願するように促しました。このようにみんなで集まって祈るという行為は、ダニエルが理解していたように、問題解決のプロセスにおいて、最初にすべき最も力を持ったステップです。このことは、私たちが、問題解決策を求める旅路の最初の段階で神様を関与させるべきであることの気づきとなります。§  神様は、目に見えないものを常に明らかにされます。神様は祈りに答えました。その夜、神様は幻でダニエルの祈りに答えたのです。§   私たちがどんなことにおいても私たちを導いてくれるよう懇願する時、いつも神様を認める。 私たちの全ての道において主を認めましょう。ダニエルは謙虚な人でした。不思議な夢を彼に明らかにしたことについて、神様にその栄光を返すという謙虚さを持っていたのです。o  神の御名はほむべきかな。とこしえからとこしえまで。知恵と力は神のもの。 神は季節と時を変え、王を廃し、王を立てる。知恵を授けて賢者とし、知識を授けて悟りのある者とされる。 神は、深遠なこと、隠されていることを明らかにし、闇の中に何があるかを知り、ご自分の内に光を宿される。 私の父祖の神よ。私はあなたに感謝し、あなたを賛美します。あなたは私に知恵と力を授け、今、私たちが尋ねたことを私に明かし、王の心のうちを私たちに明かしてくださいました。謙虚さとは、賞賛に値する人のことを常に認め、その人を讃えることです。神様しか解決できないことについて、自分がやったかのように、その手柄を自らのものにしてしまうことが多くあります。私は、謙虚さの中で、唯一神様が人生の謎を解決する知恵と力があることを認めます。神様のみが、私たちに必要な、知恵、知識、見分ける力を与えることができます。謙虚さは、神様のみが私たちの目に見えないことを明らかにしてくれることを認めるための助けとなります。今日のこの気づきに私はとても感謝しています。適用:            人生で謎に直面した時、私を導くための知恵と力をお持ちの神様に、まず、尋ねなければならないことを教えられました。神様こそが、知恵を与え、私の目には見えず、理解できないことを明らかにすることのできる方です。神様に信頼し、謙って、私の力ではどうしようもない困難なことが生じた時に、常に神様を求めます。
祈り:            天のお父様、あなたは、知恵を与え、私から目から隠されている全てを明らかにされる方です。私には難しすぎて、理解することができないようなことをなん度も私に示してくださっていることを感謝します。あなたの知恵と力に感謝します。あなたとの歩みの中で自信を持って人生に向き合うことができよう、私が知る必要のあることを明らかにしてくださっていることに感謝します。どうしようもないような困難に私が直面した時に、どうか私を導いてください。イエス様のみ名によって。アーメン!