御霊が諸教会に言うこと
「耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。」(ヨハネの黙示録 3:13)
ヨハネによる黙示録の中で、神の霊が、エペソ、スミルナ、ペルガモン、ティアテラ、サルディス、フィラデルフィア、ラオディキアの七つの教会にそれぞれのメッセージを伝えた。それぞれ良いところとのびしろについて触れている。
たとえばサルディスにある教会に対してはこう述べている。「わたしはあなたの行いを知っている。あなたは、生きているとは名ばかりで、実は死んでいる。目を覚まし、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。わたしは、あなたの行いがわたしの神の御前に完了したとは見ていない。だから、どのように受け、聞いたのか思い起こし、それを守り、悔い改めなさい。目を覚まさないなら、わたしは盗人のように来る。わたしがいつあなたのところに来るか、あなたには決して分からない。しかし、サルディスには、わずかだが、その衣を汚さなかった者たちがいる。彼らは白い衣を着て、わたしとともに歩む。彼らがそれにふさわしい者たちだからである。勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。またわたしは、その者の名をいのちの書から決して消しはしない。わたしはその名を、わたしの父の御前と御使いたちの前で言い表す。」(ヨハネの黙示録 3:1-5)
衣を汚さなかった者たちがいることを褒め、のびしろは、生きているとは名ばかりで実は死んでいる者たちを力づけることだった。
どの教会にもどの人間にも褒めるべきところと、今後の課題がある。それは御霊なる聖霊が私たちに明示的に伝えてくださる。その声に耳を傾けることが大切だ。自分の課題に対して神に祈り、神の助けとあわれみを得て取り組んでいきたい。
愛する天のお父様、あなたの声を聞き、次の一歩を踏み出すことができますように。あなたが共にいてくださることを感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。