主に向かって叫ぶ
「彼らは神のことばに逆らい、いと高き方のさとしを退けた。それで主は苦役によって彼らの心を低くされた。彼らはよろけたが、だれも助けなかった。この苦しみのときに彼らが主に向かって叫ぶと、主は彼らを苦悩から救われた。主は彼らを闇と死の陰から導き出し彼らのかせを打ち砕かれた。主に感謝せよ。その恵みのゆえに。人の子らへの奇しいみわざのゆえに。」(詩篇 107:11-15)
私たちは苦しい時に、主に向かって叫ぶ。主は優しい方であるから、私たちを苦悩から救ってくださる。
イスラエルの民が苦悩の中に置かれたのは、彼らが神のことばに逆らい、いと高き方のさとしを退けたからであった。神の言葉を退けたことが理由だった。しかし主は苦役によって彼らの心を低くされ、苦しみのときに彼らが主に向かって叫ぶと、救い出してくださったのである。
神は私たちを見捨てない。苦しみを通して私たちが主に叫ぶようにされる。神は私たちが心から慕い求めることを望んでおられるので、私たちが主に叫ぶことを何よりも望んでおられる。
主はイスラエルの民を闇と死の陰から導き出し彼らのかせを打ち砕かれた。私たちの神は私たちを闇と死の陰から導き出し、私たちのかせを打ち砕いてくださる。
だから私たちは主なる神に、その恵みのゆえに、また私たちへの奇しいみわざのゆえに感謝したい。
愛する天のお父様、あなたをほめたたえます。私たちが心から主に感謝しますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。