あなたの神に会う備えをせよ
「わたしは、あなたがたをくつがえした。神がソドムとゴモラをくつがえしたように。あなたがたは、炎の中から取り出された燃えさしのようになった。それでも、あなたがたはわたしのもとに帰って来なかった。-主のことば。それゆえイスラエルよ、わたしはあなたにこのようにする。わたしがあなたにこうするから、イスラエルよ、あなたの神に会う備えをせよ。」(アモス書 4:11,12)
ソドムとゴモラという町があった。主はアブラハムに、「ソドムとゴモラの叫びは非常に大きく、また彼らの罪は極めて重い。」と告げられた。
極めて重い罪が理由でソドムとゴモラは滅びた。ソドムの町の男たちは、ロトに向かって叫んで言った。『今夜お前の所にやって来た男たちはどこにいるのか。ここに連れ出せ。彼らをよく知りたいのだ。』」(創世記19:4-5)と言って同性同士の性交渉を求めた。そして「主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の主の所から降らせ、これらの町々との住民とその地の植物をみな滅ぼされた」(創世記19章)。
また、エゼキエル16:49-50は、「あなたの妹ソドムの不義はこうだった。彼女とその娘たちは高慢で、食物に飽き、安逸をむさぼり乏しい者の世話をしなかった。彼女たちは高ぶってわたしの前で忌み嫌うべきことをしたので、わたしはこれを見たとき彼らを取り除いた。」と言っている。
ユダ7節は「また、ソドム、ゴモラ及び周囲の町々も彼らと同じように好色にふけり、不自然な肉欲を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受けて、見せしめにされています。」と宣言している。
ソドムとゴモラが関わった極めて重い罪とは、同性愛、高慢、身勝手な振る舞い、好色、不自然な肉欲であった。
さて、預言者アモスがイスラエルに向けて語った言葉の中に、「あなたがたは炎の中から取り出された燃えさしのようになった。それでも、あなたがたはわたしのもとに帰って来なかった。」とある。
アモスを通して主は言われた。「それゆえイスラエルよ、わたしはあなたにこのようにする。わたしがあなたにこうするから、イスラエルよ、あなたの神に会う備えをせよ。」
イスラエルが被ろうとしていた災いはソドムとゴモラ、エジプトなどが通らされたものと変わりなかった。それらの災いを通して、神に会う備えをすることが求められた。
私たちが置かれた状況はどうだろうか?いずれにせよ、神は私たちに神に会う備えをするように望んでおられる。
罪深い私たちが罪を赦されて、主と出会う時が来ている。終わりの時には、主の前に立ち、主に会う。主の日に備えつつ、今日主と出会うかもしれない。主に会う備えをしたい。
愛する天のお父様、あなたの救いを感謝します。あなたに会う日が来ます。そのために備えることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。