願いと祈りと、とりなしと感謝をささげよう

「そこで、まず第一に勧める。すべての人のために、王たちと上に立っているすべての人々のために、願いと、祈と、とりなしと、感謝とをささげなさい。 それはわたしたちが、安らかで静かな一生を、真に信心深くまた謹厳に過ごすためである。 これは、わたしたちの救主である神のみまえに良いことであり、また、みこころにかなうことである。」(テモテへの第一の手紙 2:1-3)

クリスチャンになると、私たちは自分自身だけではなく、家族や友人の域を超えて、会ったこともない人たちのために特別祈ることがある。毎週集う教会で「◯◯さんのために祈りましょう〜」と呼びかけ、特別に一緒に祈る。

パウロの勧めの第1項目は、王たちと上に立っているすべての人々リーダーたちのために祈ることだった。リーダーたちが良いリーダーシップを発揮できるように、神に願い、神に祈り、彼らのためにとりなし、そして彼らのことを感謝することを勧めた。

会社や家庭、また何かしらのグループに関わる中で、上司や親、またはリーダーたちも人間的な弱さや人格的な欠陥を持つ。失敗を犯し、他人を傷つけることもあるだろう。責任やプレッシャーも大きい。だからこそ、私たちは彼らのために祈る必要がある。

私たちが上に立っている人たちのために祈ると、私たちは安らかで静かな一生を、真に信心深くまた謹厳に過ごすことになる。私たちは嵐と戦闘と不安の中で過ごすよりも、安らかで静かな一生を過ごしたいものだ。

また上に立つ者たちのために祈ることは、神の御前に良いことで、神の御心にかなうことだとパウロは述べた、

神の前に生きる者として上に立てられた人たちのために神に願い、祈り、とりなし、感謝をささげたい。

愛する天のお父様、私たちの上に立てられている人々のために祈ります。慈しむ謙遜な心と、知恵と勇気をお与えください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。