見分ける力
「この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」(ローマ人への手紙 12:2)
この世の考え方と、神の考え方は大きく違う。この世の考え方や価値観は、お金が第一であったり、自己実現によって悠々自適の老後生活を勧めたりするが、死後の生活については憶測の範囲内に留まるばかりである。
聖書を通して私たちが知る神の考え方は、神は愛であり、私たちの罪はキリストの十字架を信じることで贖われたので、私たちは神に従い、人々に仕え、キリストの福音を宣べ伝えるという生き方をするというものだ。
世の価値観と神の価値観は相反する。神に従う決意をしたなら、この世と調子を合わせることが困難になる。私たちが大切にするのは、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けていく生き方となる。
では、どうしたら良いのか?
私たちは自分の心を新たにすることで、自分を変えていただくことである。心とは私たちの考え方で思考である。考え方を新たにするには、どうしたらよいか?
神の言葉を読み、ノートに書き出し、また神の言葉について人と話すことで、神の考え方、視点、価値観に触れることができ、処理していく中で気づきが与えられ、聖霊の助けによって見分けることができ、やがて私たちは一歩踏み出す。私たちの認知と行動と気持ちは連携している。
愛する天のお父様、あなたの言葉をありがとうございます。どうか今日もあなたと同じ姿へと私を少しずつ変えてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。