信仰

「まず第一に、わたしは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられていることを、イエス・キリストによって、あなたがた一同のために、わたしの神に感謝する。」(‭‭ローマ人への手紙‬ ‭1‬:‭8‬)

パウロはローマの教会、ローマにいるクリスチャンたちに手紙を書いた。

すべての道はローマに通づると言われたほど、広域にわたるローマ帝国支配下のことは、ローマで知られ、またローマで起きた出来事も各地に知れ渡った。

パウロはユダヤ人たち、また異邦人たちに伝道して多くの人々をキリストのもとに導いた。あるユダヤ人たちから突き上げられて迫害され、囚人となり、命を落とすことになったが、パウロはイエスキリストを信じ、同胞のユダヤ人、あるいは異邦人たちから迫害されつつも、信仰を貫いていた人々に手紙を書いて励ました。

私たちが持つ信仰は、必ずしも全世界に伝わることはないかも知れない。しかし、私たちの信仰は神に知られている。神とは、天地を造り、天地を統治しておられるお方である。この神が私たちを祝福し、私たちの心と人生を豊かにし、私たちに永遠のいのち、天国に入り、神の子どもとされる特権を約束してくださっている。

神に愛され、神に仕えることを喜んで一日を過ごしたい。

愛する天のお父様、あなたは私たちの主であり、私たちの救い主です。私たちの心を平安と喜びと愛で満たしてくださいます。感謝します。主イエスキリストの御名によって、アーメン。