神の宮にささげる

「なおわたしはわが神の宮に熱心なるがゆえに、聖なる家のために備えたすべての物に加えて、わたしの持っている金銀の財宝をわが神の宮にささげる。」(‭‭歴代誌上‬ ‭29‬:‭3‬)

ダビデ王はまた全会衆に言った。「わが子ソロモンは神がただひとりを選ばれた者であるが、まだ若くて経験がなく、この事業は大きい。この宮は人のためではなく、主なる神のためだからである。

そこでわたしは力をつくして神の宮のために備えた。すなわち金の物を造るために金、銀の物のために銀、青銅の物のために青銅、鉄の物のために鉄、木の物のために木を備えた。その他縞めのう、はめ石、アンチモニイ、色のついた石、さまざまの宝石、大理石などおびただしい。

なおわたしはわが神の宮に熱心なるがゆえに、聖なる家のために備えたすべての物に加えて、わたしの持っている金銀の財宝をわが神の宮にささげる。 すなわちオフルの金三千タラント、精銀七千タラントをそのもろもろの建物の壁をおおうためにささげる。 金は金の物のために、銀は銀の物のために、すべて工人によって造られるもののために用いる。

だれかきょう、主にその身をささげる者のように喜んでささげ物をするだろうか」。」(‭‭歴代誌上‬ ‭29‬:‭1‬-‭5‬)

「そこで氏族の長たち、イスラエルの部族のつかさたち、千人の長、百人の長および王の工事をつかさどる者たちは喜んでささげ物をした。 こうして彼らは神の宮の務のために金五千タラント一万ダリク、銀一万タラント、青銅一万八千タラント、鉄十万タラントをささげた。 宝石を持っている者はそれをゲルションびとエヒエルの手によって神の宮の倉に納めた。 彼らがこのように真心からみずから進んで主にささげたので、民はそのみずから進んでささげたのを喜んだ。ダビデ王もまた大いに喜んだ。」‭(歴代誌上‬ ‭29‬:‭6‬-‭9‬)

動産にせよ不動産にせよ、私たちは財産を保有し、それを子孫に遺すというのが一般的であるが、ダビデや人々は、自分自身の高価な財産である金銀を、神の宮のためにみずから進んで、喜んでささげた。

神の宮を管理する人々に、不信感を覚えてしまうのにはそれなりの理由があるのかもしれないが、神の宮が立つことに情熱を抱いて、自ら喜んでささげる者でありたい。

愛する天のお父様、あなたから授かったあらゆるものを、あなたのために喜んでささげることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。