神様に仕えることの選択 

聖句:”今、あなたがたは主を恐れ、誠実と真実をもって主に仕え、あなたがたの先祖たちが、あの大河の向こうやエジプトで仕えた神々を取り除き、主に仕えなさい。 主に仕えることが不満なら、あの大河の向こうにいた、あなたがたの先祖が仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のアモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを、今日選ぶがよい。ただし、私と私の家は主に仕える。」 民は答えた。「私たちが主を捨てて、ほかの神々に仕えるなど、絶対にあり得ないことです。 私たちの神、主は、私たちと私たちの先祖たちをエジプトの地、奴隷の家から導き上られた方、そして、私たちの目の前であの数々の大きなしるしを行い、私たちが進んだすべての道で、また私たちが通ったあらゆる民の中で、私たちを守ってくださった方だからです。 主はあらゆる民を、この地に住んでいたアモリ人を私たちの前から追い払われました。私たちもまた、主に仕えます。このお方が私たちの神だからです。」 ヨシュアは民に言った。「あなたがたは主に仕えることはできない。主は聖なる神、ねたみの神であり、あなたがたの背きや罪を赦さないからである。 あなたがたが主を捨てて異国の神々に仕えるなら、あなたがたを幸せにした後でも、主は翻って、あなたがたにわざわいを下し、あなたがたを滅ぼし尽くす。」 民はヨシュアに言った。「いいえ。私たちは主に仕えます。」 ヨシュアは民に言った。「主を選んで主に仕えることの証人はあなたがた自身です。」彼らは「私たちが証人です」と言った。 「今、あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、イスラエルの神、主に心を傾けなさい。」 民はヨシュアに言った。「私たちの神、主に仕え、主の御声に聞き従います。」” ヨシュア記 24章14~24節 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
観察:
            神様が与えてくださった偉大な賜物の一つに、私たちの選択があります。私たちの選択のすごいところは、それら全てが個人に属するものだということです。誰もが他の人のために何かを選んであげることはできません。最終的には自分自身が選んでいるのです。選んだこと、決めたことの責任は全て自分にあります。しかしながら、人によってはその選択や決断をしたことの責任から逃げようとします。私もその一人です。
            イスラエルの子らはある選択を迫られていました。ヨシュアは彼らに主に仕えるのか、それとも彼らの先祖が拝んでいた神々に仕えるのかどちらかに決めなさいと迫りました。彼らの答えは、

「私たちが主を捨てて、ほかの神々に仕えるなど、絶対にあり得ないことです。」民は主に仕えると主張して譲りません。しかし、 ヨシュアは民にこう言いました。「あなたがたは主に仕えることはできない。主は聖なる神、ねたみの神であり、あなたがたの背きや罪を赦さないからである。」            なぜ私が神様に仕えることについて自分をボランティアと呼ぶべきでないかということを改めて思い起こしてまいました。神様に仕えるということは、本当に重いことです。私が、神様のしもべとしてすべきことの数々はボランティアとしてやる以上のものがあるのです。神様に仕えることは、給料や報酬を対価としてもらうことではありません。神様に仕えるというのは私たちの心の持ちようの問題であり、私たちの心がどこにあるかの問題です。イスラエルの子らはどちらかを選ばなければなりませんでした。主のしもべとしてどんな性質を持つべきか、私は次のようなことを学びました。 ·      主に対して畏敬の念を持たねばならないこと·      忠実に主に仕えなければならないこと·      自分の先祖の神々を捨てなければならないこと·      個人的に主に仕えるという決断を意図的にしなければならないこと·      主に自分の心をあけ渡さなければならないこと

観察:

            私が主に仕えることは、決してボランティアとして、また、報酬がもらえるからというようなことによるものではないということの厳粛な責任を改めて感じます。無条件にいつも主に仕えることを私は選択します。私は人生を通じて、個人的な選択をし続けていきます。主が私にして欲しいと思われていることはどんなことでもし、私を導くところへはどこにでも行き、そして、私の人生の時間の中で、主のしもべとなるために捨てなければならないものは捨ていていく覚悟です。

祈り:

           イエス様、人生において他のいろいろなものに執着することなく、あなたとの個人的な歩みへの責任を持つことの大切さを思い起こさせてくださり感謝します。どうか、私があなたへの恐れの中に歩み続けることができるよう助けてくださるよう祈ります。あなたが聖なる神様であり、嫉妬深い神様である、あなたが栄光を他の誰とも分かち合うことのない方であることを私が常に認識していけるよう私を助けてください。あなたが私からボランティアとしてあなたに仕えているとい思いを取り除き、私があなたへの全き従順のうちに歩むことができるよう祈ります。 あなたの聖霊が私の人生を導いていただけるよう、私自身をあなたに改めてゆだねます。どうか私が常にあなたのみこころと目的の全てを選んでいけるよう私を助けてください。