神が造られたものはすべて良いもの

「神が造られたものはすべて良いもので、感謝して受けるとき、捨てるべきものは何もありません。神のことばと祈りによって、聖なるものとされるからです。」(テモテへの手紙 第一 4:4,5)

神が造られたものはすべて良いものである。このことをどのように理解すべきだろうか?

この世の中に存在するすべてのものは良いものだが、すべてを同じように扱うのではなく、最も適した使い方をしてこそ良いものとしての効果を発揮する。そして私たちは敵なる悪魔の存在を知らなければならない。悪魔に毒されたものを鵜呑みにしてはならないし、歪曲されたものをそのまま是認してもならない。

例えば性である。性は神が造られた素晴らしいものであるのに、悪魔は性の用い方を押し曲げ、間違えた使い方をさせ、間違えた見方を私たちに植え付ける。その代表的なものはマスメディアやネットに溢れる性描写である。ポルノは官能的に描写することで間違えた想像を引き起こす。夫婦の間で許され、また祝福された性交渉を婚前婚外で用いさせようとする。人間の歴史の中で性が神の定められた方法で用いられず、身体的、精神的、霊的ダメージなど多くの深刻な問題を引き起こしてきた。性の罪は悔い改めればすぐに霊的な部分は解決するが、身体的・精神的回復には多くの時間と労力が必要となる。

音楽はどうだろうか?音楽そのものはすべて良いものである。ドラムやベースなど私たちが神を礼拝し、また賛美をするために神が私たちに与えられた。楽器の使い方が大切である。早いビートの曲は霊性を高めるために有効だが、感情的に昂揚すると間違えた結果をもたらしかねない。怒りをぶつけたり、罵倒したり、呪いの道具としたり、悪魔崇拝に用いると多くの弊害を生む。最も恐ろしいのは、間違えた音楽の使い方で神の前に静まることを邪魔したり精神が病んでしまうことだ。

最後に体内に取り入れる物質についてである。体内に取り込むものは薬にもなり毒にもなる。食事も感謝して清めて食べることが基本だが、過食、偏食、行き過ぎた絶食などは害となる。アルコールも薬の効果があるが飲み過ぎると酩酊し、多くの問題を引き起こす。薬も飲み方を間違えると精神的なダメージを引き起こし、自分や他人の命に害を与えかねない。依存性が強いものへの注意は必要で、違法薬物と知りながら手を出すこと自体が社会と神への反抗となる。

私たちの心の傷みを主なる神はご存じである。心の病んだ状態は人生のあらゆるところに歪みを生む。神は私たちの心に働きかける。神のことばと祈りによって、あらゆるものは聖なるものとされる。その前に自分の心を主に委ね、主にきよめていただき、主に信頼して歩みたい。

愛する天のお父様、あなたは恵みと祝福で満たしてくださるお方です。この堕落した世界の中で、あなたの造られた良いものをあなたの喜ばれる方法で楽しみ、感謝することができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。