これもあれも神のなさること

「順境の日には幸いを味わい、逆境の日にはよく考えよ。これもあれも、神のなさること。後のことを人に分からせないためである。」(伝道者の書 7:14)

順境の日は幸せだ。すべてがスムーズに行っているように感じるからである。順境の日は幸いを味わい、幸福であることを楽しむことができる。

しかし逆境の日は色々と考えを巡らせる日だ。ものごとが上手くいかないことを反省する機会となるかもしれないが、特に理由が思い当たらなければ、逆境を受け入れることしかできない。

これもあれも、神のなさることである。私たちに自由意志が与えられつつも、神がすべてを支配しておられるからである。私たちは辛く感じ、苦しみ、それを神のなさることだと容易く受け入れることができない時もあろう。

私たちは後のことはわからない。主も私たちに後のことを分からせようとはされない。わかってしまったは、私たちは動揺し、あるいは興奮し、今を生きられなくなってしまうからだろう。

ただ私たちは順境の日も逆境の日も、主を信じて一歩ずつ前進したい。途中で立ち止まってしまったり、後退してしまう日も、主は私たちと共にいてくださるから感謝だ。

愛する天のお父様、私たちの人生はあなたの手の中にあります。あなたは私たちを祝福し、最善をなしてくださる方です。私たちもあなたに従う者としてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。