イエス・キリストの啓示

「兄弟たちよ。あなたがたに、はっきり言っておく。わたしが宣べ伝えた福音は人間によるものではない。 わたしは、それを人間から受けたのでも教えられたのでもなく、ただイエス・キリストの啓示によったのである。」(ガラテヤ人への手紙‬ ‭1‬:‭11‬-‭12‬)

イエスキリストの福音には、私たちに救いを得させる力がある。だから、救いは私たち人間の説得や努力によるものではない。イエス・キリストについて神が与えられる啓示を聖霊が働くことで、人々は救いに導かれる。

私たちが頭で福音を理解しようとしても出来ない。理屈が通らない部分が多いからだ。新たな発見により科学的根拠を示すことができる部分と、まだ科学的に証明できていない部分もある。しかし、聖書が記すことを真実だと捉えることができるのは、神の啓示によるものを、心で理解した時であろう。

イエスキリストという方がどんな方であるのか、ネットで調べて様々な人々が記した物を読むことができる。しかし、神の霊感によって記された聖書を読んだり聞く時、私たちの心に神が働かれ、人知を越えた啓示として神が現してくださり、理解へと導いてくださる。二千年前のキリストの十字架は私の罪をあがない、私たちを救うためであったことは、神の啓示によって知ることができる。

私たちがイエスキリストの福音を宣べ伝える時、主が私たちの心に啓示を与えてくださる。救いを受けることができるように人を通して福音を宣べ伝えてくれた人々に感謝しつつ、啓示として私たちの心に働いてくださった主に感謝したい。

愛する天のお父様、救いについてあなたが啓示を与えてくださりありがとうございます。私も福音を宣べ伝える者としてください。主イエスキリストの御名によって、アーメン。