恵みを千代にまで

「あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない。あなたは自分のために偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、いかなる形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたみの神。わたしを憎む者には父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである。」(申命記5:7-10)

主なる神は、神を愛し、主の命令を守る者に対して恵みを千代にまで施してくださる。神を神として、神を愛し、神の命令を守ることで、神の恵み、神の祝福は千代に至るまで私たちに注がれる。

神の命令には素晴らしい祝福が約束されている。その命令は神を愛することだから、要求されていることは決して難しいことではない。幼児でも、誰でもできることである。

しかし私たちの内にある、神を信じようとしない心が邪魔をする。神の存在について軽く考え、自分たちの力で何とかなるような錯覚に陥っている。それは自分自身が神であり、お金、あるいは人間関係が自分自身の王座を占めてしまっている。

そんな私たちに対して、神は、「あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない。」と言われた。神を神とすること、天地を造られたお方以外に神はいないことを肝に銘じて生きることの大切さを十戒の第一の戒めとして与えられた。

私たちはイエスキリストを通して神を礼拝する者となった。神を神として礼拝し、また従って歩みたい。

愛する天のお父様、あなたは私たちの神、偉大な主です。あなたの祝福は千代に及びことをありがとうございます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。