レビ人

「しかし、レビびとは、その父祖の部族にしたがって、そのうちに数えられなかった。 すなわち、主はモーセに言われた、 「あなたはレビの部族だけは数えてはならない。またその総数をイスラエルの人々のうちに数えあげてはならない。 あなたはレビびとに、あかしの幕屋と、そのもろもろの器と、それに附属するもろもろの物を管理させなさい。彼らは幕屋と、そのもろもろの器とを持ち運び、またそこで務をし、幕屋のまわりに宿営しなければならない。 幕屋が進む時は、レビびとがこれを取りくずし、幕屋を張る時は、レビびとがこれを組み立てなければならない。ほかの人がこれに近づく時は殺されるであろう。 」(‭‭民数記‬ ‭1‬:‭47‬-‭51)

レビ人もしくはレビ族は、イスラエルの部族の中でも、とてもユニークな存在であった。

神がモーセにイスラエルの人々の全会衆をその氏族、父祖の家によって調査し、そのすべての男子の名の数をひとりびとり数えてその総数を得るように命じられた時(‭1‬:‭2‬)、レビ部族だけは数えてはならないと命じられ、レビ人を特別に扱われた。

このレビ人たちには、割り当てられた仕事があった。あかしの幕屋とそのもろもろの器とそれに附属するもろもろの物を管理し、また持ち運び、またそこで務をし、幕屋のまわりに宿営することが定められていた。幕屋が進む時はレビびとがこれを取りくずし、幕屋を張る時は、レビびとがこれを組み立てなければならない。

そしてレビ人以外の人がこれに近づく時は殺されると神は警告した。幕屋という存在、またその務めに任じられたのはレビ部族であり、世襲であったため、他の仕事をすることは許されなかった。レビ部族以外の人が幕屋で務めをすることも許されなかった。

私たちは出身や能力や経験に限らず、今日神の働きに自由に関わることができる。聖霊が働かれると力強い働きとなる。時にその油注ぎはしばらく続く。神の力強い働働きに関わる者でありたい。

愛する天のお父様、あなたの働きに関わることは特権です。あなたの力強い働きが始まり、終わることがありませんように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。