リーダー選出

「あなたは彼らに定めと判決を教え、彼らの歩むべき道と、なすべき事を彼らに知らせなさい。 また、すべての民のうちから、有能な人で、神を恐れ、誠実で不義の利を憎む人を選び、それを民の上に立てて、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長としなさい。」(‭‭出エジプト記‬ ‭18‬:‭20‬-‭21‬)

リーダーに必要なことは何かしらの基準を知ることである。道徳基準や倫理基準、さらには法的基準や社会規範などがベースに必要だ。さらにブレないためにも信念がなくてはならない。

神はモーセに神の定めと判決を教えられた。このことにより、モーセは神の基準を知ることができた。聖書は神の定めと判決を律法という形でモーセに与えたことを記す。

イエスキリストの言葉に権威があり、自然の法則も従ったのは、イエスキリストが神の御子であり、神ご自身であったからである。

さて私たちが人々の間でリーダーシップを取るのは、神の基準を持って人々を導くためである。真のリーダーは人々を問題から解決へと導くのであるが、聖書の教えに則るリーダーシップは、永遠の滅びから永遠の救いへと導く。

そのためにリーダーに求められる資質は、有能であること、神を恐れていること、誠実であること、そして不義の利を憎むことである。

たとえ自分は無能だと思っていても、神は知恵と力を備えてくださるから、すべての人は有能な人となる。神を恐れるとは神を畏れ敬うこと。神を無視して真のリーダーシップを取るのは不可能である。誠実さは神と人との前にブレない態度である。そして立場を利用して不義の利を得ようとすることから完全に訣別できるかどうかである。見ての通りお金のために動く人がいかに多いことか。世の中のリーダーと言われる人たちがあまりにも多義多様にわたり金銭問題で躓いてしまっているかを見る。

神は神に対して忠実なリーダーを探しておられる。そのようなリーダーたちがたくさん必要だ。

愛する天のお父様、私たちがあなたの持っておられる永遠の救済計画に必要なリーダーたちとなることができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。