疑いがある時、イエスさまのみことばに信頼しよう
聖句:
“こう言って、イエスは彼らに手と足を見せられた。
彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっていたので、イエスは、「ここに何か食べ物がありますか」と言われた。
そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、
イエスはそれを取って、彼らの前で召し上がった。
そしてイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたと一緒にいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについて、モーセの律法と預言者たちの書と詩篇に書いてあることは、すべて成就しなければなりません。」
それからイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、
こう言われた。「次のように書いてあります。『キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、
その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、あらゆる国の人々に宣べ伝えられる。』エルサレムから開始して、
あなたがたは、これらのことの証人となります。
見よ。わたしは、わたしの父が約束されたものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」”
ルカの福音書 24章40～49節
観察:
弟子たちは、イエスさまが死からよみがえられたことを信じられませんでした。 イエスさまは十字架にかかられて死ぬ前に、弟子たちにご自身の復活について伝えれておいたにもかかわらず。 イエスさまは弟子たちに、復活されるタイミングを正確に告げられたのに、弟子たちはそれを信じませんでした。
イエスさまは自分の手足を見せ、自分は幽霊ではないと言われました。幽霊には体はありません。しかし、弟子たちはまだ信じることができませんでした。 喜びと驚きが混在していたからです。 イエスさまは、自分が幽霊でないことを証明するために、何か食べものがないかと弟子たちに尋ねます。 弟子たちはイエスさまに焼いた魚を差し出します。イエスさまはそれを受け取り、彼らの前でそれを食べてみせました。
弟子たちが直面した課題は、今日の多くの信徒が直面するものと同じです。イエスさまは、弟子たちにこう語らなければなりませんでした。「わたしがまだあなたがたと一緒にいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについて、モーセの律法と預言者たちの書と詩篇に書いてあることは、すべて成就しなければなりません。」
イエスさまは、ユダヤ人の弟子たちが読み親しんでいた書物に
訴えたのです。 私は、イエスさまについて書かれた言葉の力について思い起こされます。 私はイエスさまの人生の力強い証しなしには存在しえないのです。私は今日、弟子たちが恐れや疑いを克服する助けとなるイエスさまの力について、次の三つのことを学びました。 疑い、恐れ、信仰に自信がなくなっていると感じるとき、弟子たちとイエスさまが一緒に過ごしたときのように、イエスさまはいつも忠実に、忍耐強く私に向き合ってくださいます。
– イエスさまの語られる言葉：イエスは彼らの話しを辛抱強く聞かれています。イエスさまは彼らと語り、彼らと一緒にいた時に話された話しを思い出させます。
– イエスさまの書かれれた言葉：モーセの律法、預言者、詩篇はすべてイエスさまについて書かれており、そのすべてが成就します。
– イエスさまが心を開いた…そして、書かれたみことばを理解できるように彼らの心を開かれました。
私も他の人と同じように恐れや疑いを抱くことがあります。 しかし、私の信仰の基礎は常にイエスさまの語られたみ言葉、書かれたみ言葉、そしてイエスさまのみ言葉を理解するために私の心を開いてくださるイエスさまの力の上に築かれなければならないという気づきを今日もらいました。 私はイエスさまの力を借り、私の閉ざされた心をイエスさまのみ言葉に対して開いておかなければなりません。 イエスさまのみ言葉を理解するためにイエスさまが私の心を開いてくださらなければ、イエスのさま言うことは私にとってまったく意味をなさないのです。
適用:
私はこれからも、日々、イエスさまのみ言葉に耳を傾け、みことばを聞く時間を作り、そのみことばが私の恐れや疑念を取り除くことができるようにしていきます。 私は、イエスさまとのあゆみの中で不確実性に直面したとき、私を導いてくれるイエスさまの書かれたみことばを持つことができ、とても恵まれていると感じています。 そして何より、イエスさまが私の心を開いてくださり、日々、そのみことばを理解する手助けをしてくださることに感謝しています。
祈り:
イエスさま、今日、あなたの語られた言葉、書かれた言葉が私の疑いや恐れを取り除くことに強力に働かれていることの気づきをくださり感謝します。あなたのみことばの力は、私のあらゆる試練や恐れの中で私を強くしてくれていることに感謝します。 これからも、あなたのみことばを理解するため、私の心を開いておいてください。 あなたと共に歩む日々の中で、あなたを恐れ、あなたのみことばに従うことができるように私を教えてください。 私がいつもあなたのみことばを求め、日々それを味わうことを喜びとすることができるように助けてください。
