あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい
「その後、主は別に七十二人を選び、行こうとしておられたすべての町や村へ、ふたりずつ先におつかわしになった。 七十二人が喜んで帰ってきて言った、「主よ、あなたの名によっていたしますと、悪霊までがわたしたちに服従します」。 彼らに言われた、「わたしはサタンが電光のように天から落ちるのを見た。 わたしはあなたがたに、へびやさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けた。だから、あなたがたに害をおよぼす者はまったく無いであろう。 しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな。むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい」。」(ルカによる福音書 10:1, 17-20)
イエスは七十二人を選び、あらゆる町や村へ、ふたりずつ先におつかわしになった。七十二人が喜んで帰ってきて言った、「主よ、あなたの名によっていたしますと、悪霊までがわたしたちに服従します」。
悪霊が服従するのは、主が彼らにへびやさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けられたからである。主イエスに従う者は、悪霊の働きに勝り、悪霊を服従させることができる。
イエスの誕生と成長の妨害を試みた、サタンのベツレヘム幼児殺害は失敗に終わった。イエスは、サタンが電光のように天から落ちるのを見たと述べている通りサタンの策略は上手く行かなかった。だから私たちにはサタンが害をおよぼすことはまったく無いという安心感がある。私たちは霊的な攻撃を恐れる必要はなく、霊的戦いを過剰に意識する必要もない。サタンは電光のごとく天から落ち、主イエスキリストは十字架の死と復活により勝利を収め、サタンは主の御名の前に何の力も権威もないからである。
私たちが喜ぶのは、悪霊が私たちに服従することではなく、私たちの名が天にしるされていることである。私たちが勝利の主イエスキリストにあって救われ、私たちの名が天にしるされていることで、永遠の救いをいただき、神の働きを堂々と大胆にすることができるからである。
私たちの名が天にしるされていることを喜びたい。
愛する天のお父様、あなたの御子イエスは、十字架の上で勝利を取られました。私たちは神の子どもとなり、何も恐れる必要はありません。私たちの名が天にしるされていることを喜びます。主イエスキリストの御名によって、アーメン。