タイトル: 私たちは神様に選ばれ、愛されています

タイトル: 私たちは神様に選ばれ、愛されています

聖句:

“長老から、選ばれた婦人とその子どもたちへ。私はあなたがたを本当に愛しています。私だけでなく、真理を知っている人々はみな、愛しています。

真理は私たちのうちにとどまり、いつまでも私たちとともにあるからです。

父なる神と、その御父の子イエス・キリストから、恵みとあわれみと平安が、真理と愛のうちに、私たちとともにありますように。”

ヨハネの手紙 第二 1章1~3節

観察:

            長老から神様に選ばれた婦人とその子供たちへの個人的な手紙です。  これは、書き手が真理においてヨハネが愛している人だけでなく、真理を知っているすべての人に宛てた手紙です。 この個人にあてた手紙は、つながり、励まし、そしてクリスチャンの真理との関係を特別でユニークなものにする重要性を説いています。 ヨハネの挨拶状は、クリスチャンの互いの関係とクリスチャンと神様との関係について言及しています。

            第一に、私たちは皆、神様に選ばれた者であるということ。私たち信者の関係の中心は、神様が私たちを選んでくれているという事実です。 イエスさまは弟子たちに、「あなたがたが私を選んだのではない、私があなたがたを選んだのだ」と語られたときに、これと同じ真理を語っています。 神様は、ご自分を神と認める者を選ばれます。

            第二に、信者の真理との関係は、真理のうちにある愛に基づくものだということ。これは、すべてのクリスチャンの人間関係の基礎となるものです。 真理のうちに愛し、真理を知っていることは、その経験を特別なものにします。 ヨハネはさらに、真理が信者の人生の中に生きていて、永遠に私たちとともにあると強調しています。 真理は私たちの中に生きていて、永遠に私たちとともにいるのです。 イエスさまは、私は道であり、真理であり、命であると言われました。真理が永遠に私たちとともにあることを思い起こせるということは、なんという幸いなことでしょうか。 

            そして、私たちのイエスさまとの関係のユニークさをさらに推し進めるために、ヨハネは、永遠に続くこの素晴らしい関係を可能にせしめるものの考察を持ち出して来ます。父なる神と父の子イエス・キリストからの恵みとあわれみと平和が、真理と愛のうちに私たちと共にいてくださるのです。 恵みとあわれみと平和が、私たちのうちに永遠に生きる真理との関係を可能にするのです。 

            真実と愛を与えられた父なる神さまとイエスさまとの関係は、なんと祝福な関係でしょう。 愛の感情は、感情が不健康であるのと同じように  それは常に変化します。 今日、あるいは明日にその人の感じ方によって、常に変化します。 私は無責任に、何でも好きなように愛することができます。 しかし、真実の愛は、私の人生を安定させ、バランスを保ってくれます。 愛は、たとえ私が気に入らなくても、物事をありのままに見ることを助けてくれます。 真理は私の中に生きています。 愛は決して嘘に基づいたものであってはならず、真実に基づいたものでなければなりません。 

適用:

            私は時々、愛とは単に自分の感覚に基づくものではないということを忘れてしまいます。それは、感じることよりもっと深いものです。 父なる神と主なるイエスとの、恵みといつくしみと平和に基づいたこの素晴らしい関係を私に思い起こさせます。 私は、日々の生活の中で、真理のうちに人を愛し、イエスさまの真理を知ることにコミットします。 これからも、神様に選ばれ、愛される者として、日々を生きていきたいと思います。 

祈り:

            イエスさま、私は父なる神に選ばれ、愛されていることをあなたのみ言葉で気づきを得ることができ、感謝します。 真理に基づいて人を愛すること、そしてあなたが私のすべての関係において真理であることを知ることに、私の目を開かせてくださり感謝します。 私が自分の気分ではなく、あなたの真理によって愛することができるように助けてください。 私に対するあなたの愛の深さを知ることができるように私を教えてください。 あなたの恵みとあわれみと平安を日々感謝します。