世と世の欲は過ぎ去る

「あなたは世も世にあるものも、愛してはいけません。もしだれかが世を愛しているなら、その人のうちに御父の愛はありません。すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢は、御父から出るものではなく、世から出るものだからです。世と、世の欲は過ぎ去ります。しかし、神のみこころを行う者は永遠に生き続けます。」(ヨハネの手紙 第一 2:15-17)

世と世の欲は過ぎ去るが、神のみこころを行う者は永遠に生き続ける。世と世の欲とは何か?それらは肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢だと言う。

肉の欲として、私は人間的な価値観や思想、願望を優先させてしまうことがある。快楽を追求し過ぎると、神の教えではなく、この世のあらゆるものを愛してしまう。

目の欲とは、目に映るあらゆるもので、欲してしまい、所有したりするものだ。

暮らし向きの自慢も、衣食住の自慢に加え、豪華な暮らしぶりなどを他人に褒められたい、羨ましがられたいなどの気持ちだ。

良い生活は神から祝福だが、世や世の欲に囚われてしまうと、永遠のものではなく、一時的なものの価値観で生きることになる。残念ながら、そこには父なる神の愛が現れないため、虚しさが残ってしまう。

世や世の欲に囚われないように気をつけたい。神の御心、神の願っておられることに従う人生には神の祝福に満ち溢れている。

愛する天のお父様、あなたの御心を求め、行うことができますように。主イエスキリストの御名によって、アーメン。

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